どうも、サカモトです。
梅の季節になるとそわそわしませんか。
外に出る度、梅の木を探してしまいます。
頭の中には、山崎まさよしが流れています。
いざ梅の木を見つけると、飼い主を見つけた犬のように喜び勇んで近寄って、花の匂いを嗅いだり花弁の可憐さに見入ったりします。
何を隠そう、桜よりも梅が好きです。
梅はどの花よりも早く、冬の終わりと春の始まりを告げる花です。
別名「春告草(はるつげぐさ)」ともいいます。
黒く隆々とした幹からは想像もつかないくらい可愛げな花が咲くのもいい。
国民的アイドルのような桜ではなく、控えめに佇む梅に感情移入してしまうのです。
そんな梅を存分に感じるために、小田原の曽我梅林に行ってきました。
住宅地の中に30,000本の梅が突如現れる曽我梅林
曽我梅林は、小田原の市街地にあります。
普通、花の名所は、ある特定の囲われた敷地内に同じ種類の花が植えられていることが多いです。
それに対して、曽我梅林の場合は、民家の間を走っている農道の脇に、突如35,000本の梅林が現れるという、とても珍しい場所です。
このわざわざ作られた感がない、生活に溶け込んだ雰囲気がとても好きでした。
あたりには梅まつりの旗が立っていました。
いざ、堪能しに参ります。
あたり一面が梅の香りに包まれて、視野は可愛らしい花で埋まります。
あー、ようやく春がやってきた。と心から思える瞬間です。
一般的な白梅や紅梅だけでなく、黄色の花をつける黄梅や枝垂梅などもあり、梅のフルコースを味わい尽くすことができました。
それだけでなく、食べ物を購入できる売店や、お土産のテキ屋、その場で絞ったみかんジュースを飲める出店などがあり、お祭り感覚の賑やかさでした。
車が停めにくいのが唯一の欠点ですが、来年もぜひリピートしたいイベントでした。
そしてやはり梅が好き。
ではでは。