先日、Amazonの本を「聴く」サービスであるAudibleに登録しました。
参考:育休中の暇な時間の有効活用には、耳で本を読む「Audible」を使うしかない
育休中の自分にかなり合っているサービスで、感動しています。
Audibleで落語を聴く
そのAudibleでは、人生で初めて落語を聞いてみました。
なぜ落語かというと、話は10年前に遡ります。
ぼくが大好きだった大学の恩師が落語が好きだったのですが、その恩師はぼくの人生の中でダントツに話がおもしろい人だったのです。
その恩師が、話の構成を考えるとき、落語を参考にしていると話していたのです。
それからずっと気になっては忘れてを繰り返して10年過ごしてきたのですが、今回Audibleの最初の1冊無料キャンペーンを何に使おうか迷っていたときに、ふと故・歌丸師匠の落語「井戸の茶碗」のサムネイルが目に止まったのです。
「これは今回こそ落語を聴けという啓示に違いない」と思い、購入ボタンをポチりました。
笑いの底なし沼にはまりそう
結論をいえば、これが大正解。
落語の底なしの面白さに触れてしまったような、禁断の果実を食べてしまったような、そんな感覚になっています。
なぜもっと早く聞かなかったんだと、10年前の自分の肩を揺さぶってほっぺたをペチペチやってやりたい気持ちになりました。
正直最初は、昔の言葉遣いや状況描写に慣れることができなかったので、あまり面白くなかったのです。
「あれだけ期待していたけど、落語ってこんなものか」とがっかりしました。
最後まで聴くかどうかすら迷ったのですが、「せっかく購入したのだから」と乞食根性で聴き続けることに。
それがある段階から徐々に展開が変わってきて、「おや、これはもしかするともしかするかもしれないぞ」と耳をそばだて始めました。
そこからは次から次へとたたみ込むように笑いの波が押し寄せてきます。
イヤホンで聞いていたので最初は笑いをこらえていたのですが、徐々に笑いが抑えきれなくなり、顔がほころんできます。
途中からはもう無理だと思い、我慢するのを諦めて、声を出して笑ってしまいました。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けないのが残念ですが、音声だけで初めて聴く人をここまで惹きつけられるのか!と感動。
そして落語は身振り手振りや表情も豊かなはずなので、寄席で見たらこの数倍はおもしろいに違いない!と、寄席に行く夢にまでつながりました。
Audibleで落語、おすすめです
読者の方にもぜひ聞いてもらいたい。
後悔はしないと思います。
落語のおもしろさをいろんな人に知っていただきたいので、ぜひAudibleに登録して、歌丸師匠の落語を聞いてみてください。
ではでは。