初心者がバイクのブレーキオイル(フルード)を交換して動かなくなるまで

 

最近、バイクメンテナンスに興味が湧いています。

もうバイク歴は10年以上になりますが、メンテナンスを始めたのはここ最近なんですよね。

 

最初にやってみたのはエンジンオイル交換でした。

エンジンオイルは、交換前と交換後でバイクを起動したときの反応が著しく変わるので、とてもやった甲斐を感じました。

 

エンジンオイル交換で気を良くしたので、今回は、初めてブレーキオイル(フルード)の交換を試してみたいと思います。

その結果、こんなことになるとは・・・

まずは教科書通りにやってみる

最初は、すでに情報を上げてくださっている方のブログを見ながらやってみます。

 

右側のサイドミラーの付け根にある四角いボックスが、ブレーキオイルが入っている場所です。

リザーバータンクといいます。

 

こいつですね。

こいつの両側に刺さっているネジを、プラスドライバーで外します。

(写真は外した後の状態)

 

蓋を空けるとこの通り。

前にメンテナンスに出したときからまだ2-3年なので、そこまで汚れはひどくないですが、やや茶色ががっていますね。

 

汚れたブレーキフルードを吸い出していきます。

使用するのはこちらの道具。

ACTIVEという会社のエア抜きポンプです。

 

作業効率がかなり上がるので、購入をおすすめします。

700円くらいと値段も安いです。

チューブは1mのものが使いやすいです。

 

リザーバータンクにエア抜きポンプの口を差し込んで、取っ手を引くとブレーキフルードを吸い出せます。

 

リザーバータンクの中にあったときより茶色く見えます。

麦茶くらいの色。

 

注射器のような容器に入っていると、健康診断の検◯に見えるのは私だけでしょうか。

 

ある程度吸い出せたら、新しいブレーキフルードを足していきます。

 

グラストラッカーはSUZUKIのバイクなので、純正のブレーキフルードを注入します。

ブレーキフルードに限らず、メンテナンスにおいては、初心者は特に純正を使用した方がいいと思います。

動作が保証されていない他のメーカーのものを流用するのは、上級者に聞きながら行った方が無難でしょう。

 

リザーバータンクの6-8割になるまで、新品のブレーキフルードを足しました。

色が透明できれいです。

 

次に、キャリパーやブレーキホースの中の古いオイルや空気を抜いていきます。

 

本来は8mmのメガネレンチを使用するようですが、持っていないのでモンキーレンチを使います。

レンチをブリーダーに合わせて入れた後、ブリーダーに付いていたゴム(自転車のタイヤの空気を入れる部分についているものと似たやつ)を外し、そこにエア抜きポンプについていたチューブを通します。

 

そしてもう片方のチューブの先は、ポンプに取り付けます。

 

 

この状態になったら、レンチを緩め、ポンプの取っ手を引き、使用済みのフルードを抜いていきます。

取っ手を引き終わったら、レンチを締めて逆流しないようにした後、別の容器などに移し替えます。

 

ぼくはペットボトルを使いました。

お茶のペットボトルに入れたら本当のお茶に見えてきた。

 

この作業を繰り返し、古いブレーキフルードが出てこなくなったら、レンチを締め、チューブを外し、ゴムの蓋を取り付けて、新品のブレーキフルードをリザーバータンクに入れて、蓋を締めて終了。

 

・・・のはずでした。

ブレーキがかからない!

しかし、一連の作業を終えて、「ふぅー、これで一丁上がりだぜ!」と思って嬉々としてブレーキレバーを握ってみたのですが、全く手応えがありません。

ブレーキレバーを握っているのに、まるでクラッチを握っているかのように、「スカッスカッ」と簡単に最後までレバーを握れてしまいます。

 

ぼくはブレーキフルードを交換するのは初めてだったので、「みんなこんなものなんだろうか」と思い、試しにその辺を試走してみたのですが、やはり全く前ブレーキがかかりません。

冷や汗をかいて目の焦点が合わなくなるくらいは焦りました。

 

これはさすがにおかしいと思い、他に同様の現象が起こった人がいないか探しました。

 

色々調べたところ、おそらく作業中にキャリパーやブレーキホースの中に空気が入ってしまったことが原因のよう。

 

そこでもう一度作業をやり直しました。

特に今回は、ブレーキフルードを行き渡らせる際に、エア抜きポンプを使わずに、ブレーキレバーを何度も握るという方法で行いました。

そして1回目よりもレンチの開け閉めを丁寧に行い、レンチを緩める→レバーを握る→レンチを閉める→レバーを離す→レンチを緩める・・・という作業を繰り返しました。

ブレーキ復活!

するとぼくの必死さをマシンが見かねたのか、何度か繰り返すうちにブレーキの手応えが復活しました!

思わず「動いたー!」と叫んでしまいました。

ブレーキが効いたのでどちらかというと動かなくなったと言う方が正しいのですが、それくらい舞い上がっていました。

 

そこでもう一度慎重に作業完了までのプロセスを終え、試走してみました。

今度はきちんとブレーキが効いてくれました。

これでようやく安心して乗ることができます・・・

作業は簡単だし短時間で終わる

今回はやり直しが発生したものの、初心者でもブレーキフルードの交換をすることができました。

かなり危なかったのは否めませんが・・・

ひとつひとつの作業に手を抜かず、丁寧にやることが大事だと学びました。

 

初めての作業だった上にやり直しが発生したので4-50分ほどかかりましたが、慣れれば15分程度で終わると思います。

 

ブレーキ系統はドライバーの命に関わる重要な機能のため、定期的にメンテナンスしたいです。

2年毎の交換が理想だということなので、次は2020年です。

 

ではでは。