どうも、サカモト(@SkmtKari)です。
中古車販売のガリバーを運営するIDOMの株を買いました!
ガリバーを運営するIDOMの株を購入。IDOMのタンザニア進出のビジネスモデルは秀逸だと思うんですよね。詳細はブログで! pic.twitter.com/MuATc3W2nx
— サカモト(仮) (@SkmtKari) May 22, 2018
タンザニア展開のビジネスモデルが秀逸すぎる
IDOMの過去のプレスリリースに載っていたのですが、ウーバーと連携してタンザニアに進出するらしいのです。
読んでみて考えてみると、これって本当によくできたビジネスモデルなんです。
簡単に説明しますね。
IDOMのタンザニア展開には、以下の4種類のステークホルダーが登場します。
- IDOM
- ウーバー
- 銀行
- 現地の車を持っていないタクシー運転手
このステークホルダー全員が利益を得られる、いいビジネスモデルなんですよ。
まず現地の車を持っていないタクシー運転手は、安くて品質のいい中古の日本車を、銀行の融資を受けて購入することができます。
タンザニアはヨーロッパでは観光地としても有名な場所ですし、ウーバーは普通のタクシーなどよりも安全でぼったくりも少ないらしいですから、外国人をターゲットにしたタクシーの需要は今後も安定しているでしょう。
そして需要があればリターンを得られる可能性が高まるため、タクシー運転手になりたい人は多いと考えられます。
次に銀行です。
ただ単に中古車購入に対する融資を行うのではなく、ウーバーにおけるタクシー運転手という稼ぎ口セットにすることによって、融資される側の運転手に安定した収入が期待できます。
そのため銀行としても安心して融資が可能になります。
これまでタンザニア市民に対する融資はリスクが高かったでしょうが、その壁を非常にうまく乗り越えていると言えます。
そしてIDOM。
IDOMの主な事業は中古車販売ですから、中古車が売れれば会社の利益になります。
しかし国内は人口減少やクリマ離れが進んでいるため、成長するなら海外に出ざるを得ません。
今回のように、既にタンザニアでも実績のあるウーバーと連携することで、海外進出を容易にしています。
しかもタンザニアでこのモデルが成功すれば、他国へ横展開することも容易に想像できます。
一点突破、大きく展開の流れが見えるのです。
最後にウーバー。
ウーバーはライドシェアの会社ですから、ウーバーを利用するタクシー運転手や顧客が増加すれば収益につながります。
IDOMと連携し、今は車を持っていない人でも中古車を購入でき、ウーバーの運転手になれる仕組みを活用することによって、収益化を行うことができるのです。
非常にうまく出来ていると思いませんか。
プレスリリースからビジネスモデルを想像して、きれいに出来ているので思わず感心してしまいました。
ぼく自身は、このビジネスモデルのクリティカルコアは、銀行との連携を実現したところにあると思います。
IDOMとウーバーだけが連携してタンザニアに進出したとしても、現地の人には中古の日本車はそう簡単に購入できないので、参入障壁が非常に高いままだったでしょう。
そこを銀行を巻き込んで融資を可能にしたところが、このモデルの肝ですね。
ビジネスモデルがよくできているので、タンザニアで成功すれば、今後の大きな成長が期待できます。
それに伴って株価が伸びることを期待して、100株購入してしまいました。
そんなに急には結果は出ないでしょうから、長期保有前提です。
リスクがあるとすれば、自動運転技術の発達によるライドシェア産業の衰退ですかね。
まだ発展途上国への展開は時間がかかるとはいえ、今後そう遠くないうちにその未来はやってくるでしょう。
売り時は重要だと思います。
気になる人は一緒に買いましょー。
ちなみに、前に買ったクックパッドの株はいい調子に上がっています。
ちなみにちょっと前に買ったクックパッドの株は予想通り上がっています。何もしてないのに飲み会一回分くらい稼いでしまった。 pic.twitter.com/oGaI24PT7H
— サカモト(仮) (@SkmtKari) May 22, 2018
株を購入するには証券会社への登録が必要ですが、まだの方はSBI証券がおすすめです。
初心者向きでわかりやすいですよ。
ではでは。