どうも、サカモト(@SkmtKari)です。
従業員数が一万人を超える、いわゆる大企業に勤めて6年目になります。
合わせてブログを始めて1年半になりました。
「サラリーマンの書くブログはつまらない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、ぼく個人としては大企業に勤めるサラリーマンこそブログを書くべきだと思っています。
ブログは「社会のニーズ」を捉える絶好のツール
ぼくはWordPressでブログを書いていますが、WordPressではどの記事が多くの人に読まれているかが一目で分かる機能が搭載されています。
WordPressに限らず、ほとんどのブログではこの機能が搭載されていることと思います。
記事が読まれる回数は読者のニーズを反映していますから、自分が書いた記事の中でどの記事が読者のニーズを捉えているかが即座に分かります。
社会は人の集合なので、多くの読者が集まるブログは社会の声を上手に反映していると言えます。
その意味で、ブログは社会のニーズを捉える絶好のツールと捉えることができます。
自分勝手なユーザー像を作り出す大企業の人々
大企業に勤めていてよく目にするのは、「それは誰のどんな役に立つものなのか」がよく分からないアイディアや製品が社内に溢れていることです。
「それ本当に(自分を含む)誰かがほしいと思っているの?」と思わず質問したくなることが多々あります。
毎日会社の中だけで働いていて本も読まない人が、想像の中だけで自分たちにとって都合のいいユーザーや、そのユーザーが持つ課題を作り出し、勝手にアイディアや製品を生み出していることが原因のひとつではないかと思います。
しかし実際にブログなどオープンなツールによって社会とつながってみると、「自分たちにとって都合のいいユーザー」は多くの場合存在せず、「自分でもニーズがあるとは思わなかった」ものの方がアクセスを伸ばすことが多いことに気づかされます。
このブログでも、例えば以下の記事は正直こんなに読まれるとは思っていなかった記事です。
・【怖くないよ】生まれて初めて睡眠サプリメント「すっとね」を飲んでみたら、気持ちよく熟睡できた
テーマが非常にニッチなのでそんなにアクセス数は多くないだろうと思いきや、このブログの中でも上位に食い込むアクセス数を記録しています。
社会のニーズを知るために謙虚になる
このことを肌感覚で経験していると、自分の想定がいかにあてにならないかを思い知ることができます。
すると今まで以上に周囲の人々が発する声に敏感になるのです。
ぼくは地域活性化に関する研究が主な業務ですが、地域の人たちに話を聞く時の姿勢が、自然と謙虚に、好奇心を持ったものになっているのを自分でも感じます。
そして謙虚に地域の方々の声を聞いていると、様々な地域で実は同じようなニーズが存在するということに気づくことができます。
そのニーズに対して研究開発を行うことができれば、結果的に多くの方に役立つ製品なりツールなりを生み出せることになるのです。
ぼくはこれが「いい仕事」を行うために必須の能力ではないかと思うのです。
「いい仕事をするため」にブログを書こう
どうせ同じ時間を費やすのであれば、無駄な仕事ではなく「いい仕事」に注ぎたいですよね。
「いい仕事」を行うためには、社会のニーズを捉えることが必要です。
そのために、ブログを書くことはとてもいい練習になると思うのです。
これこそが、ぼくは大企業の人間こそブログを書くべきだと思う理由です。
ではでは。