最近、友人の結婚式が「あること」に使えることが分かってきました。
結婚式、正直苦手なんですよね・・・
実は結婚式という場が苦手です。
ああいう華やかで幸せが充満している空間ってどうも好きになれないんですよね・・・
自分も幸せを感じないといけないんじゃないかという強迫観念を感じ、胸が苦しくなってきます。
でもここ最近、ある発見があってからは、友人の結婚式に参加するときに目標ができました。
それは「過去の人間関係を清算する」ということです。
友人の結婚式は過去の人間関係の清算の機会になる
結婚式という場は、新郎新婦の新しい門出を祝う場であると同時に、参列者にとっては昔懐かしい顔ぶれが揃う場でもあります。
となるとどうしても、昔気まずい思いをした人たちともう一度出会う場にも遭遇します。
ぼくもご多分に漏れず、人間関係では色んな間違いを犯してきました。
今でも会うのが気まずい友人などもいます。
その中の一人に、一時期すごく仲がよかったのですが、ぼくのとある行動をきっかけに仲違いが発生し、その後つながりが途絶えてしまった友人がいました。
同窓会などで同席しても、お互いに目も合わせづらいほどの関係です。
その人がいると、正直同窓会に参加するのも気が引けて、どうしても必要なとき以外は参加しないようにしていました。
しかしある結婚式で、なんとその友人がぼくに話しかけにきてくれたのです。
ぼくとしてはいつでも謝る準備はできていたのですが、なかなかそのきっかけがつかめなかった中での会話だったので、この機会を逃さず当時のことを話し、許してもらうことができました。
友人の結婚式のおかげで、10年来のわだかまりが解けたのです。
その経験があってから、「友人の結婚式は過去の人間関係の清算の機会になる」ということを学びました。
それからというもの、過去に何らかのきっかけで気まずくなってしまった人と友人の結婚式でばったり出会ってしまったときには、勇気を出して話しかけにいくことにしています。
意外と向こうも仲直りしたいと思ってくれていることが多く、これまで失敗したことはありません。
過去を清算して前に踏み出す
「そもそも同窓会くらいしかその人たちとは会う機会がないなら、わざわざ過去を清算する必要なんてないじゃん」と思う人もいるかもしれません。
しかしぼくたちは、予想以上に過去に縛られています。
ふとした瞬間に昔のことを思い出し、そのことについてしばらく物思いに耽った経験は誰しもあるでしょう。
過去を清算することで、後悔やわだかまりからから解放され、その分前に進めるのです。
友人の結婚式を、新郎新婦だけではなく自分も前に進むきっかけにしてみては。