自己矛盾に陥っています。
権力との駆け引き
権力から逃げる自分
昔から権力が嫌いで、権力が及ぶ範囲から逃げ続けてきました。
親が厳しくて抵抗し続けた過去があるからかもしれませんが、自分の価値観を押し付けてくる人や組織がものすごく嫌いです。
会社に勤めていても偉くなることには全く興味がないし、出世して会社に身を捧げないといけない立場になるよりは、出世しないで自分の好きなことができる状態に居続けたい。
権力を得ても、自分にとっては失うことの方が多いです。
上に行けば行くほど、自分にとってはさほど重要でない「会社や組織の目標の達成」に注力しなければいけませんし、残業の上限が解除されますから自分の自由が削がれます。
「会社にとって必要な人間」の重い鎧を身につけなければいけないのです。
その抵抗の一端として、このようにブログを書き続け、権力に頼らずとも生きていける力を得ようともがいているのです。
しかし一方で、自己分析を続けると、権力に頼ろうとしている自分も発見します。
権力に頼る自分
今大企業に勤めているのはいろんな縁があったからですが、どんな理由があったにせよ「大企業の看板」にすがる一面がなかったかと言われると、あったと言わざるを得ません。
また今博士後期過程を受験するためにいろんな活動をしていますが、これも「博士である」という権力を得ようとしているからに他なりません。
自分の将来を考えると、ずっとひとつの組織に縛られ続けることはないと思っているのですが、いずれ独立するときに「博士の看板」が役に立つという目論見があるからです。
それは自分が最も嫌いな権力を身につけようとしている行為です。
この辺に自己矛盾を感じて、堂々巡りを繰り返しているんですよね。
最も大事にしているのは「自由」
ぼくが最も重要視しているのは「自由」です。
自分の好きな物書きの仕事ができ、それで不自由ない生活ができるのであれば、権力は必要ありません。
今はその力がないので、権力に頼ろうとしているのだと思います。
研究職に就いたのも、元を辿れば仕事で論文という物書きができるからでした。
それでお金を稼げるならこんなうれしいことはない!と考えていました。
でもやっぱり企業の研究職は縛りが大きいんですよね。
もっと自分の好きなことを書き続けていたい。
そのためにはやっぱりブログを書き続けて稼げるようになるんだろうなー。
ブログ書かなきゃ
今回は読んでも全く役に立たない記事を書いてしまいました。読んでくださった方、すみません。
書きながら「やっぱりブログ書かなきゃ」という気分になってきたので、今後もがんばります。