http://www.flickr.com/photos/armyengineersnorfolk/4703000338/ by norfolkdistrict (modified by あやえも研究所)
メニエール病によるめまいが再発して今回訪れた病院は、「戸塚共立第2病院」でした。
最初は妻が探してくれた近くの開業医のところに行ったのですが、「開業医のように小さいところでは、めまいの原因を診断できる設備が整っていないので、もっと大きな病院に行ってください」と、別の病院に行くこと勧められました。
病院に行ったのが土曜日ということもあり、家の近くの総合病院が閉まっていたので、やむなく少し離れた戸塚共立第2病院に行くことに。
しかし、これが大正解でした。
メニエール病によるめまいの症状を分かりやすく丁寧に教えてくれる
ここの竹本直子先生という耳鼻科の先生に診ていただきたのですが、この先生の説明がとても分かりやすいのです。
今自分の身体にどんなことが起きているのか、めまいの原因は何なのか、何をすれば良くなるのかを、丁寧に教えてくれました。
ぼくの場合は、前回と同様、右耳の低音域が聞こえにくくなっているので平衡感覚が崩れているのに加え、ある一点に視線を固定しようとしても、視線が右に流れてしまうことが、回転性めまいが起こっている原因とのことでした。
患者さんを安心させてくれる空気の持ち主
加えて、竹本先生は患者さんを安心させてくれる空気をお持ちの先生でした。
例えば、先生が「めまいを抑えるためには点滴を打った方がいいけど、今はめまいが辛そうだから後にしてもいいから今は休む?」と聞いてくださったとき、ぼくは早く楽になりたかったので「いや、やっちゃってください」と答えたところ、「やるねぇ」と笑い返してくれました。
そこでぼくも少し笑えて、めまいの苦しみが和らいだのです。
自分が辛いときに少しでも元気をくれる人は貴重ですよね。
患者さんのことを考えてくれていると感じられる先生でした。
以前伺っためまいメニエール病センターの高橋先生は、めまいの権威ですしめまいを治すための知識は豊富だと思うのですが、竹本先生のように患者さんに優しく接する印象はあまりありませんでした。
ぼくのときがたまたまそうだったのかもしれませんが。
ただ、竹本先生も高橋先生のことはご存知でしたし、高橋先生の指導は実際効果があったので、やはりメニエール病によるめまいを治すには、可能なら一度は診ていただいた方がいいと感じます。
遠方にお住まいの方などで通院が難しい場合は、著書も出されているのでそちらを参考にするといいかもしれません。
通える病院を複数持つことの安心
前回と異なる病院に行ってみたことで、自分の症状やそのときの状況に応じて、通える病院を複数持っておくことが安心につながることが分かりました。
セカンドオピニオンを聞くことにもつながりますしね。
同じ症状をお持ちの方は、可能なら元気なうちにいくつか病院を見繕っておくといいかもしれません。
めまいが起きるとそれどころじゃありませんから。