旅先への移住を考える時、「生活に必要なインフラが整っているか」という点はぜひチェックしたいポイントだ。
移住というと仕事や家が一番気になる人は多いと思うが、生活全体を考える上ではそれだけでは足りない。
近くに学校や病院はあるか、頼りにできそうな知人はいるか、交通手段は不便でないか、など日々の生活に関わることを具体的に調べることは、移住後の生活をリアルにイメージするためには欠かせない。
生活に必要なスーパーも例外ではない。
スーパーがないと食材が買えない。移住後に自給自足の生活を試みるとしても、移住直後はまだ環境が整っていないため、スーパーのお世話になることは目に見えている。
「移住を考えている場所にいいスーパーはあるか」「家の近くにあるか」は、移住先を決める上で目立たないがとても重要な点だとぼくは思う。
というわけで、隠居後の生活をより具体的にイメージするため、軽井沢で地元民にも観光客にも愛されるスーパー「ツルヤ」に行ってきました。
野菜が、ビンが・・・まるで「壁」
スーパーツルヤの名物は、展示棚にうず高く積まれた野菜やビンの数々。
野菜コーナーのその様子は、まるで葉物で出来た緑色の壁。
鏡を使って視覚効果を高めていることもあり、圧倒的な緑の存在感を感じることができます。
見た目だけではなく、並んでいる品物も新鮮です。
葉物は緑がきれいで、葉が活き活きしています。
都会の大手スーパーに並べられたしなしなのものとは全く違います。
「展示の仕方でこんなにも高級感が変わるのか」と驚くことうけあいです。
ベーカリーにも美味しそうなパンが並べられていて、よだれを垂らしながら前を通り過ぎました。
値段は別荘地であるにも関わらず控えめ。
少なくても今住んでいる横浜よりは1-3割ほど安いです。
生活費が安く抑えられそうです。
ギフトカウンターでは発送もできる
これは別荘地っぽいなーと思ったのですが、スーパーにギフトカウンターがあり、長野の名産品を購入することができます。
お土産ならここだけでも揃えられるかもしれません。
そして重い荷物を運ばなくてもいいように、発送もその場で頼めます。
別荘地に来たついでに日本各地の友人に名産品を送る人がいるのでしょう。
軽井沢に移住した人に聞いたのですが、ツルヤは地元民だけでなく観光客にも人気の場所らしいです。
SNSをきっかけに人気に火がつき、今はガイドブックにも載るようになったようです。
ツルヤを見てスーパーには不便がないことを確信しました。
移住先のスーパーのリサーチはやってよかった
日々の生活を支えてくれるスーパーを見学できたことは、軽井沢で住むことを具体的にイメージする上でとても参考になりました。
移住を検討しているみなさんも、移住先のスーパーや学校など自分の生活に関わる施設を見てみては。