先日うつ病の記事を書きました。
15年後、世界で最も多くの人を苦しめる「うつ病」を治す方法を、ぼくの経験談から話してみよう
今回機会があって元精神科医の人に会う機会があったので、うつ病に関連が深い睡眠について聞いてみました。
うつの身体症状の82-100%は睡眠障害
まず驚きだったのは、うつ病の身体症状の82-100%は睡眠障害だそうです。
家に帰って調べてみたら、確かにそのようなデータがあるようです。
確かに思い返してみると自覚があって、ぼくがうつ病になった当時は、大学の建築学科の卒業設計のために、毎日3時間睡眠くらいで結構な期間過ごしていました。
うつ病になった原因をすぐ一つに還元してしまうことには慎重にならなければいけませんが、睡眠不足がうつ病につながり、それがさらに身体障害として睡眠障害を引き起こした可能性は高そうです。
精神科医から見た、いい睡眠
ではいい睡眠はどうすれば取れるのでしょう。
これに関しては諸説あると思いますが、この先生が言っていたのは以下のことです。
朝ごはんにタンパク質を摂る
まず、朝ごはんにタンパク質を摂るといいそうです。
朝にタンパク質を摂ると、それが時間をかけてセロトニンに変化し、やがて眠気を誘うメラトニンになるそうです。
なので朝に肉や魚、卵などを食べておくと、夜に眠気成分であるメラトニンが体内に生まれる可能性が高まると言えますね。
お酒に走らない
この先生が言うには、「日本人は眠れなくても医者に行かずお酒に走る」という特徴があるそうです。
お酒はみなさんご存知のように、眠りに落ちても浅い眠りにしかつながらないので、あまりいい方法とはいえません。
日本人と比較して、ヨーロッパ人などは医者に行くことが多いそうな。
確かに寝れないから医者に行くという人に出会ったことはまだありません。
先生曰く、
「今は睡眠薬ではなくサプリメントとして睡眠を促すものも出ているので、お酒を飲むくらいだったらそれらをうまく活用した方がいいでしょう」とのこと。
サプリメントというとビタミン系しか思い浮かばなったのですが、睡眠にもサプリメントがあるんですねー。
確かに調べてみると出てきますね。
もし今眠ることに関して改善したいことがある方は、こういうサプリメントを利用するのはいいかもしれませんね。
ちなみにお医者さんに診てもらいたい方は、精神科か心療内科に行くといいそうですよ。
いびきや無呼吸は枕の高さが重要
またいびきや無呼吸はいい睡眠を妨げますが、それらを防ぐには枕の高さが重要なのだそう。
家に帰ってから調べてみたら、やはり記事にしている人がいました。
ぼくは過去にメニエール病にかかったこともありますが、その時も枕の高さについて先生に言われました。
「メニエール病の名医」に実際に診てもらった:メニエール病への対策とその結果
睡眠はあらゆる健康の源ですね。
睡眠は自己満足がものをいう
他にも「ゴールデンタイムは怪しい概念」とか「ウェアラブル機器は精度が上がってきているが、本当は脳波を測らないと分からない」とかいいことばかり教えてもらったのですが、最終的には「睡眠は自己満足」なんだそう。
「結論がそれかよ笑」と思わず吹き出してしまいましたが、自分にあった睡眠は人それぞれなので、自分にあった睡眠方法を探していくのが一番だそうな。
結論が曖昧ですが、まぁ身体のことなので仕方がないですね。
もし今の睡眠に不満がある人は、先生オススメのサプリメントから試してみては。
念のためもう一度リンクを貼っておきます。