今横浜そごうでは「浮世絵師 歌川国芳展」が開催されています。
ぼくはこれまで日本画よりも洋画派だったのですが、新しい分野の開拓を兼ねて行ってきました。
入口から溢れ出るオーラ
というわけで横浜そごうの6Fのそごう美術館にやってきました。
入口からオーラがすごい。威圧感さえあります。
そして自動ドアが早速ぬこさま。国芳の世界観出してますねー。
個人的に好きだった作品を勝手に並べていくよ
館内は写真撮影は禁止だったので画像は借り物ですが、個人的に好きだった作品をご紹介していきます。
猫のけいこ
(リンク先から引用)
国芳は無類の猫好きだったそうですが、その影響もあってか、作品中に猫がよく出てきます。
特に当時の人々の風俗を猫に置き換えて描いた絵がぼくは好きです。
この「猫のけいこ」は、遊女が習いごとをしている様子を人物を猫に置き換えて描いた絵。
猫の表情がめっちゃよくないですか。
もうこれとか絶対三味線めちゃくちゃ楽しんでるし、
この猫のドヤ顔ったらないですよね。
いやぁ、好きだなぁ。にやにやしちゃう。
白面笑壁のむだ書
(リンク先から引用)
これはタイトルに「むだ書」とあるように、実際は絵がうまい国芳が落書きっぽく書いた絵です。
この絵も実に味がありますねー。
デッサンがめちゃくちゃ上手かったピカソがわざと構成をずらして描いた絵を思い出しました。
ちなみに、
笑ってない。笑ってなさすぎて笑った。
みかけはこわいがとんだいい人だ
(リンク先から引用)
この絵は有名な絵なので見たことがある方も多いと思います。
ぼくがまだ学校に通っていた頃の歴史の教科書にも載っていた記憶があります。
絵を見ながら「この中で誰となら代わってもいいかなー」と考えていたのですが、
やっぱこの二人ですかね。
寝転んでいるだけなので楽そう。
ちなみに、一番代わりたくない人は、
この人です。
顔を踏まれて窒息気味な上に、上の人の体重が丸々腕にのしかかってくる。
腕が折れそう。
歌川国芳の世界観にどっぷり浸かることができます
この他にも、初期のヒーロー物を描いた絵や、国芳が好きだった勝ち気な女性を描いた絵など、全然知らなかった絵にも出会うことができました。
国芳の世界に浸れること間違いなしです。
まだ行かれていない方は、8/30まで横浜そごうで開催中ですので、急いで足を運びましょう。
歌川国芳についてはこんな記事も描いています。