『コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』がブログの位置づけを考える上でとても役に立ったので書いていきます。
「マーケティングの神様」が書いたマーケティング業界の必読書
そもそもこの本は何かというと、フィリップ・コトラーというマーケティング学者が書いた、新しいマーケティングの潮流とその対応策について書いた本です。
コトラー博士は「マーケティングの神様」と呼ばれるほど近代マーケティングに影響を及ぼした人であり、ウォールストリート・ジャーナル紙の「最も影響力のある経営思想家ランキング」で上位6人の一角を占めた人です。
本の中身については詳しく説明されたサイトがあるのでそちらを参照していただきたいのですが、この本を読んで、サカモト(仮)は「ブログ運営にめちゃくちゃ役に立つな」と感じました。
「3iモデル」でブログの位置づけを見直してみる
例えば以下の「3iモデル」。
http://webcreate.united-youth.jp/marketing3/
参照先のサイトによると、
3i:ブランド・アイデンティティ
「ポジショニング」「ブランド」から成り立ち、消費者の心理の中における位置づけのことを指します。ユニークな位置づけであることが好まれます。
3i:ブランド・イメージ
「ブランド」「差別化」から成り立ち、消費者に良好な印象を与え、感情的なニーズを満足させることを指します。ブランド・イメージを言い換えると、マーケティング2.0の主役、「STP」と「ブランディング」です。
3i:ブランド・インテグリティ
「差別化」「ポジショニング」から成り立ち、ブランドに対する誠実さを意味します。そのブランドが約束を果たしていない場合には、ソーシャルメディア等のニューウェーブ技術がブランドの嘘を暴くことになります。
これ、読み進めていくうちに「セカスミ!」もこのモデルで書いてみたら何か発見があるかも!と思ったので書いてみました。
本の内容は実際に試してみないと理解できないですからね。
さっきのきれいな図と比較するとダサダサ加減が際立ちますね。。。
でも大事なのは中身!
- セカスミ!のブランド(下)
- セカスミ!
- セカスミ!のポジショニング(左)
- 「セカイのスミ」
- 「知る人ぞ知る」情報を投稿し続けるブログ
- セカスミ!の差別化(右)
- 「目立たない」ことを貫くことで目立つ
- ロングテール
こんな感じになりました。
書いてみて理解できたのは、このブログは「セカイのスミ」というコンセプトからしても、バズや一時期の流行に乗ることよりも、あまり目立たない情報を投稿し続けることでニッチを攻めることが重要だということです。
そしてビジネスモデル的には、そういう小さなアクセスを集めることで生まれるロングテールが最も適しているんだろうなと感じました。
「そのためにはひたずら記事数が必要なんだろうなー」とか、「しばらくアクセスが稼げなくても気にしないでおこー」とか、ブログに対する今後のスタンスもイメージできました。
頭の片隅ではぼんやり考えていたことが、図に書き表してみることではっきり理解できました。
ぜひご自身のブログでも書いてみてください
この図を参考に自分のブログの位置づけを改めて書き出してみると、客観的に見ることが出来、次の一歩を踏み出せることを実感しました。
「ブログをもう一段レベルアップさせたい」と感じている方はぜひやってみてください。