隠居や地方移住をリアルに考えた場合、限りある資金で生活する必要があるため生活コストを下げる必要があります。
生活コストを下げるための方法は色々ありますが、自分の食料を自分で作ることはその方法のひとつでしょう。
その観点でサカモト(仮)は農業に注目していて、隠居先では農業を行おうと本気で考えています。
その一歩として、今回は田んぼの草取り体験をしてきましたよ。
静岡県松崎町の「石部の棚田」で田んぼの草取り
行ったのは静岡県松崎町。静岡県で最も小さい街です。
松崎町は「日本で最も美しい村連合」にも登録されています。
石部の棚田はこんな風景。美しい。
奥の方に見える山の間に挟まれた谷間はうまいこと左右対称になっているので、「逆さ富士」と呼ばれているそうです。
今回はこの棚田に生えている雑草を取る体験をしました。
どれが雑草なのか素人目にはぱっと見はなかなか分かりませんが、近づいてよく見てみると確かに稲とは違う植物が間に生えているのが分かります。
本格的な長靴に履き替えて・・・
うわー超テンション上がる!!
これだよこれ!!
実際に田んぼに入って、泥の中に手を突っ込んで雑草を抜いていきます。
道具がないので今回は軍手。
最初こそ「足がはまって抜けなくなるんじゃないか」とか「泥で転んで服が汚れないか」とか色々心配していたのですが、いざ作業が始まってしまうとハマっちゃうんですよねー。
何より土の匂いを嗅いだり、山から海に抜ける風の気持ちよさを感じたり、田んぼに棲む虫たちの様子を見たりするのがとても楽しいです。
気がつくと黙々と作業をしてしまいました。
そして結局、雑草を入れるための大きなビニール袋が大方いっぱいになるまで雑草を抜きました。
時間としては短めの1.5時間くらいですかね。
いやーめっちゃ楽しかった!
農業ほんとにいいなー。
元々身体を動かすのは好きですし自然も好きなので、農業は向いているんじゃないかなーと思っていたんですが、今回で確信しましたね。
地味な作業も嫌いじゃない。
「半農半ブログ」を目指します
以前移住や隠居に際する超実践的な生活方法として「半農半X」をご紹介しましたが、最近サカモト(仮)は自分にとっての理想の隠居のスタイルは「半農半ブログ」だと感じるようになりました。
関連記事:これは「理想の暮らし方」ではなく「超実践的な暮らし方」だ。『半農半Xという生き方』を読んで
詳細は別の記事で書こうと思いますが、今後もこの理想の生活に近づけるよう準備を進めたいと思います。
田植え体験などは全国で行われているようですので、興味のある方はご自身のお住まいの地域の体験を探してみてはいかがでしょうか。