以前も書きましたが、僕は旅用自転車のランドナー乗りです。
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乗っているのはエンペラーツーリングマスターというランドナーの中でも王道と言われている自転車です。
ランドナーは旅用自転車ということもあり、ロードバイクには劣りますが20km/hくらいのスピードは出せる上、長距離を走っても疲れにくいのでとても重宝しています。
ただ、ランドナーには弱点がありまして。
それはスタンドがないことです。
スポーツ用自転車をお持ちの方ならこの不便さをご理解いただけると思いますが、スタンドがないってほんっとーに不便なのです。
自転車を止める度に立てかけられる壁や柵を探さなければいけないし、飲食店の駐輪場でも他の自転車と横並びに駐輪できなかったりと、スピードを獲得するための犠牲として不便さを強いられます。
その不便さに耐えられず、この度ランドナーにスタンドを付けました。
意外とランドナーにスタンドを付けたブログ記事を見つけられなかったので、今回はスタンドの付け方について書きたいと思います。
ランドナーにスタンドを取り付ける方法
ツーリングマスターにつけるために今回購入したのはこちらのスタンドです。
長年売れ続けている人気商品です。
箱を開梱すると、中身はこんな感じ。
左下に写っているのは自転車への取り付けパーツですが、どちらか自転車に合う方を使えば問題ありません。
ツーリングマスターに取り付けを開始します。
部品をヤスリで削っていく
購入前にこちらのブログを参考にさせていただいており、そのままだと取り付けられないことは分かっていました。
そのまま取り付けようとすると、ギアチェンジのワイヤーに干渉してしまうので部品を削る必要があるそうです。
そこでこの部品を、
このやすりで加工していきます。
15分ほどシャリシャリ削ると・・・
こんな感じでなめらかな凹みを作ることができました。
次に、付属のボルトが長過ぎて、スタンドを締め付けて取り付けることができなかったので、近くのホームセンターにボルトを買いに行きました。
付属のボルトは65mmの長さであり、ワッシャーを含めると大体15mmくらいボルトの長さが余っていたので、余白も考慮し20mm短い「45mm」のボルトを探しに行きました。
ボルトの太さは「M10」でした。
装着完了!
これらの部品を使って再チャレンジしたところ、すんなり装着することができました。
完成図がこちら。
安定感抜群で、多少横に力を加えても力強く自立しています。
車体の後ろが結構上がってしまっていますが、これは後日金鋸で調整します。
取り付け部のアップ。
若干ワイヤーに触れてしまっていますが、大きく軌道がずれているわけではないので、とりあえずOKとしましょう。
ロードバイクなどのスポーツ自転車やランドナーにスタンドをつけたいと思われている方はぜひ。
ではでは。