「移住先に何を求めるか」は人によって異なると思いますが、心癒される自然や一目見てはっとするアートにあふれる街は、多くの人にとって魅力的だと思います。
そんな魅力にあふれる街、中之条町に行ってきました。
日本で最も美しい村連合にも登録されている「花の街」
「中之条町」と聞いてぱっと場所が分かる人は少ないと思います。
中之条町は群馬県に位置し、温泉で有名な草津や避暑地の軽井沢、キャベツ畑の嬬恋などと近い街です。
そして中之条町は、今横浜そごうで展示がされている「日本で最も美しい村連合」にも登録されています。
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「花と湯の町なかのじょう」とブランディングしているように、中之条町は花であふれる街でした。
駅の様子。
駅を出たところには、花でゆるキャラが描かれています。
よく見ると温泉に浸かっていますね。
駅のすぐそばには花壇が設置されており、色とりどりの花々が出迎えてくれます。
この他にも道沿いにはプランターが設置されていたりして、特に駅に近い場所では街の至るところに花が植わっています。
街をドライブするだけでも心癒されますよ。
ビエンナーレが開催されるほどのアートの街
そんな美しい中之条町ですが、実はもうひとつの顔があります。
中之条町ではアートの祭典「中之条ビエンナーレ NAKANOJO BIENNALE」が2年ごとに開催されています。
2007年から開始され、今年で5回目になるそうです。
今年は9/12-10/12までの期間に開催されます。
過去の作品の一例。
地域の廃校や古い民家などを利用して、国内外の現代アーティストたちがビエンナーレの期間中、それらの空間をアートに染めます。
(写真は公式HPから引用)
街中で過去の作品に出会える
そして中之条町では、残せる作品はビエンナーレ期間が終わってもその場所に保存しているので、過去のビエンナーレで作られたアートを街のいろんなところで見ることができるのです。
これはガソリンスタンド跡地に作られたアート。
分解された車が地面に突き刺さっています。
いかにも現代アートっぽくていいですねー。
こちらはこちらは「伊参(いさま)スタジオ」にある二宮金次郎の像。
焚き木であるはずの場所にジェット噴射がついており、空を飛んでいます。
これめっちゃ好きや・・・
こちらはクジラのアート。
原寸大のザトウクジラが木で作られています。
車との比較でどれだけ大きいか分かりますよね。
とまぁかなり魅力的な面が多いです。
もちろん周りも山々に囲まれているので、自然にあふれていてとても美しいですよ。
新緑のこの季節がとてもきれいなので、週末の予定がない方はぜひ足を運んでみてください。