前編では、オートキャンプ銀河の静寂と自然の魅力について書きました。
関連記事:西伊豆の静寂と自然を堪能できるキャンプ場「オートキャンプ銀河」に行ってきた【前編】
これだけでも本当に心満たされたのですが、実はオートキャンプ銀河にはもうひとつの名物があるんです。
それが「五右衛門風呂」です。
五右衛門風呂といってもドラム缶ではない
五右衛門風呂と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、ドラム缶に水を入れて、下から薪で火を焚きお湯を沸かす形式のものでした。
昔読んだ漫画の影響もあったかなぁ。
イメージ図。(写真はリンク先から引用)
「野外でドラム缶でお風呂?確かにおもしろそうだけどそんなアグレッシブなお風呂に入れない・・・大体身体洗うとき屋外じゃん。裸じゃん。もろもろ丸見えじゃん。」
と疑心暗鬼になっていて近くの温泉に行くことを検討していたのですが、実物はかなり快適でした。
オートキャンプ銀河の五右衛門風呂
残念ながら写真を取り忘れてしまったので、「ドコカノキャンプ」さんから引用させていただきます。
入口の図。
オートキャンプ銀河には3つの五右衛門風呂が設置されているのですが、その日に利用可能なお風呂の前には写真のような暖簾がかかっています。
雰囲気が温泉っぽくていい。
中はこんな感じ。
想像以上にきれいですし、シャンプーやボディーソープなども置いてあり、とても助かります。
きちんと脱衣場もあります。
何より屋外でドラム缶じゃないのが本当に安心。
不安であれば、中を先に見させていただくことも可能です。
管理人さんに一言お伝えしておくとなおいいでしょう。
そして脱衣場にはお風呂を沸かすためのカマドがあります。
カマドを見ると「いかにも五右衛門風呂!」という感じがしますね。
一応お風呂ではお湯が出るのでそちらを入れて入ることもできますが、お風呂には「焚き火をして沸かした方が身体が温まりますよ」と書いてありました。
なるほど納得。
焚き付け用の乾燥した杉の葉、薪、チャッカマン、火箸が用意してあるので、初心者でも簡単便利に火を付けられます。
これはうれしい配慮。
今回友人が入っているときにカマドで遊びたかったので焚き火をしていたのですが、下で火が燃え盛っているにも関わらず、友人はいい湯加減で入浴できたようです。
火の熱さが適度に水に伝わるように設計されているのでしょうね。
何より火をぼーっと見ていると心が和みました。
「パキパキ」と薪が燃える音も耳に心地良かったです。
癒し効果抜群です。
お風呂で水を入れて湯温を調節することもできるので、初心者でも意外と簡単に入浴できますよ。
600円で入浴できるので、オートキャンプ銀河に行った際はぜひ入ってみてください。
オートキャンプ銀河の情報はネットでも調べられますし、この本にも載っていますよ。