先週末はアートに触れようと、国立新美術館でやっている「ルーヴル美術館展」と「マグリット展」に行ってきました。
(リンク先より引用)
やっぱりアートに触れるのはいいですね。
何がいいかって、普段は考えることのない新しい切り口から世界を眺めるきっかけが得られるのが素晴らしいです。
物足りなかったルーヴル美術館展
でも正直、ルーヴル美術館展は思ったより感動しませんでした。
今回のルーヴル美術館展は写実的な風俗画の展示がメインでした。
好みにもよりますが、ぼくはアートに新しい世界の見方や切り口を求める方なので、精巧に描かれた写実画よりも、もう少し抽象的な絵画の方が好きなのです。
そのようなタイプの人には、ルーヴル美術館展は少し物足りないかもです。
逆に、当時の人々の生活の雰囲気を知りたいという方にはおすすめです。
欲求を満たしてくれたのはマグリット展
一方、マグリット展はかなり欲求を満たしてくれました。
展示会のポスターにもなっている「ゴルコンダ」(黒いシルクハットをかぶったおじさんが空から大量に降ってくる絵)をはじめ、シュルレアリスムや野獣派、印象派の影響を受けた上で、奇抜な独自の思想を表現したマグリットの絵は、世界に対する新しい切り口を感じさせてくれます。
今回見たもので好きだったのは、
「恋人たち」
「絶対の探求」
(画像はリンク先から引用)
あたりでしたね。
どこか寂しく、それでいてはっとさせられるような絵はかなり好みでした。
そして、今回は展示されていなかったのですが、ぼくがマグリットの絵の中で最も好きなのは、「9月16日」という絵です。
(画像がリンク先から引用)
この儚い感じが大好きなんですよね。
タイプの違う展示なので、両方行くのがおすすめ
とまぁ、ぼくはたまたまマグリット展が好みでしたが、この2つは全然タイプが違う展示なので、両方行くのがおすすめです。
2つ同時に行けば200円割引で入れたりもします。
「美術館なんて普段行かないからハードルが高い」という人も、まわりは六本木で遊ぶ場所には事欠かないのでおすすめですよ。
興味があれば、以下に情報が載っているので、ぜひどうぞ。
・「ルーヴル美術館展」
・「マグリット展」