「行動探求ー個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ」読書メモ

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どうも、サカモト(@SkmtKari)です。

仕事の関係でタイトルの本が気になったので購入しました。

面白かったので読書メモを公開します。

新しいリーダーシップを学びたい方、必読です。

  • 成人の発達理論に基づいて類型化したのが本書で紹介する七つの行動論理である。多くの成人は機会獲得型を経て外交官型、専門家型、達成者型へと発達する。そして一部の人たちはそれ以降の行動論理である再定義型、変容者型、アルケミスト型へと発達を重ねる。
  • 行動探求は、私たちの行動のより幅広い効果を高める、律されたリーダーシップ習慣として、行動と探求を同時に行う方法である。これができれば、個人も、チームも、組織も、さらに大きな機関も、もっと自己変容できるようになり、それによって、より創造的で、より自覚的で、より正しく、より持続可能になることができる。理論的には、どんなに大きな力をもつ立場にいようと、またどんなに力が小さい立場にいようと、家族や組織の中の誰でも、行動探求を実践することによって、より効果的で変容につながる、強力な力をもてるようになる。
  • 十分な信頼を得られる正当なリーダーであり続けるには、ひじょうに異なる四種類のリーダーシップを遂行できるようにならなければならない、ということだ。リーダーと呼ばれるにふさわしいリーダーとは、以下の四つの任務を行えなければならないと私たちは考える。
    1. どんな瞬間にも不意に起こり得る、外の政界の緊急事態や機会に、タイムリーな対応ができる。
    2. 実行の体験領域において、タイムリーな形で、役職に応じて定められた日常の業務を遂行できる。通常、これを成し遂げるのに一週間〜三ヶ月を要する。
    3. 主要な戦略的な取り組みを策定し、実行できる。通常、これに三〜五年を要し、戦略策定、実行、評価の領域における継続的な調整が必要となる。
    4. 組織の使命を明確にし、使命、戦略、行動、結果の間の一貫性についての継続的な改善を促すことができる。組織メンバーは、徐々にしかこのプロセスの価値を見極めて、行動探求のプロセスに積極的に参加できないため、これには七〜二一年を要する。
  • 本章と次の章では、連続的な異なる四つの発達上の行動論理ーー機会獲得型、外交官型、専門家型、達成者型ーーについて述べる。この四つのうちどれかが、マネジメントに対する皆さんの全体的なアプローチを特徴づけるものかもしれない。私たちが変容するとしたら、これら四つの行動論理を順に経ながら進歩し、その後にもっと後の章で説明する他の行動論理へと進むという考え方は、発達理論と研究によって、文化横断的に強く裏づけられている。
  • 機会獲得型は、物理的あるいは外の世界における結果の体験領域を主な現実として扱い、そこで物事をコントロールすることに重点を置く。
  • 外交官型は、自分自身が感知する行動の体験領域を現実の重要なものとして扱い、効果的に行動するために自制心を働かせることに重点を置く。
  • 専門家型は、戦略の体験領域を主な現実として扱い、経験的に体得した特定に分野を一つ以上習得することに重点を置く。
  • 達成者型は、予定した結果に最終的に到達するために、行動に一次ループの変化を徐々に起こすことに重点を置く。
  • 在来型の行動論理が共通性と安定性を大事にするのに対して、ポスト在来型の行動論理は、次第に相違と、行動論理の進行中の創造的変容への関与を大事にするようになる。
  • 変容者型の世界観をもつ人は、その人自身のニーズを満たすことを越えたところに、人生の目的を見出す。地震や他者の継続的な発達が第一の関心事である。また、変容者型は、自分がずば抜けてうまく行えることを見つけようとする。この人は、使命感をもって、個人的な探求ーーライフワークーーに関わっている。
  • 私たちの現場研究の結果は、どこでも変化が始まるような文化を作り出すためには、少なくとも初めにCEOの後押しが必要であることと、それを確実に行えるのは変容者型の行動論理をもつCEOだけであることを示している。
  • 発達上、後期行動論理と評価される人々の、「調和的」でありながら同時に「無秩序」にも生きる傾向の一例を示している。
  • この例は、アルケミスト型の二つの特徴をとくによく表している。(一)個人、グループ、組織、国際政治というあらゆるレベルの発達における類似性に積極的に注意を向けることと、(二)仲間を魅了したり、尊敬させ服従させたりするためではなく、協働的な行動探求を行うよう仲間の意欲をかきたてるために、その人個人の精神的エネルギーである「カリスマ性」を使うことだ。
  • 自分は良い側の人間で、世界から悪を取り除くことができると信じることができるかもしれない機会獲得型、専門家型、変容者型とちがって、アルケミスト型は、善と悪との間ーー勝利と敗北の間、神聖と不敬の間、階級間や人種間や性別間、私たちとあの人たちの間、私とあなたの間ーーの分極化は、世界について私たちがもっている相対的に固定された一方的なものの見方によって、各瞬間に再現されると認識している。
  • もし機会獲得型、専門家型、変容者型の行動論理に共通した重要な欠点があるなら、それは、傾聴や内省的な探求のほうがその人にも世界にも役立つような重要な瞬間に、確信をもって主張する権利を過信していることだ。もし外交官型、達成者型、再定義型の行動論理に共通した重要な欠点があるなら、それは、不調和を明確にするほうが、調和しているように見えるよりも、その人にもさらに大きな状況にもや降るようなときに、対立的に話したがらないことだ。私たち自身が話をしているときにも同時に進めている傾聴の中に、情熱と冷静さと思いやりをいつ、どのように、なぜ混ぜ合わせるべきなのか。これがアルケミスト型が向き合う問いである。

この本の著者のビル・トルバートさんは、『学習する組織』のピーター・センゲ、『なぜ人と組織は変われないのか』のロバート・キーガン、『U理論』のオットー・シャーマーなどと関係が深い研究者です。

個人や組織の発達を学びたい方は、ぜひ読んでみては。

関連の本のリンクも載せておきますね。

ではでは。

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