コンサルが地域の仕事を完結できない理由

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たまには専門家っぽいことも書いとこうかなと思い至りました。

コンサルは地域の仕事を完結できない

プロフィールにも書いた通り、ぼくは研究者です。

何の研究をやっているかというと、簡単に言えば、地域の課題を発見し、それを地域の方主体で解決する方法の研究を行っています。

最近は地域の課題を地域の人が自ら解決できる方法を必要としている地域が多いのですが、そのニーズに応える研究をしています。

今、地域では「コンサル離れ」に対するニーズが多いです。

なぜなら、コンサルが出した提案は地域に根付かず、一時の活動で終わってしまうため、投資対効果が高くないからです。

ではなぜコンサルの提案は地域に根付かないのでしょう。

コンサルの仕事は、ある特定の地域にリサーチをかけ、その地域に存在する顕在的・潜在的な課題を分析し、その解決方法を提示する、というものが多いです。

地域の課題は地域の人だけでは特定しづらいので、これはこれで重要なことなのですが、提案した解決方法が人や地域に必ずしもマッチしていないので、進まない/持続しないことが多いんですね。

地域での仕事の進め方は地域の人にしか分からない

そしてここが重要なのですが、「地域での仕事の進め方は地域の人にしか分かりません」。

地域では独自の人間関係や仕事のネットワークがあるため、地域ならではの仕事の進め方が存在します。

一癖も二癖もある地域の方の意見や意思をまとめ、仕事を進める方法を知っている人は、地域の外には存在しません。

短期間、しかもリサーチのためにしか地域と関わらないコンサルは、そこまで理解が及びません。

そのため現地に合わない課題解決方法を提案してしまうのがコンサルの限界なのでしょう。

課題解決をする人を発掘する意識が必要

そこで必要となるのが、「特定した課題を解決できる人を発掘する」ことです。

元からこのような人材が地域に見つかれば話は早いのですが、コンサルが出した提案はもともと地域にない発想で、その実現を現業で担える人材も最初からは地域に存在しないことも多々あります。

ということは、このような提案を地域で実現できる人材を発掘することが必要なのですね。

地域での仕事のすすめ方を熟知しており、その上でさらに今までにない人のつながり方を生み出し、現地の人を動かし、課題解決を担えるリーダーを発掘することが、これからの地域には必要です。

もしそのような人材がいなければ、育てることも考慮に入れなければいけません。

「地域課題を解決する!」なんて気軽に言うけれど

最近は「地域課題を解決する=カッコイイ」という図式が成り立っているのか、それとも地方創生予算を狙っているのか、都会の人ほど地域に着目して地域課題の解決に向けた活動を行っているように見えます。

しかし地域課題を解決することは、都会の人にはそう簡単に出来ることではありません。

地域に合った方法は地域の方が知っています。

それらの方の力を借りて、謙虚に活動を行うことこそが、本当にその地域のためになるとぼくは思います。

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