マインドフルネスブームの先駆け:『スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法』を読んで

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今回は『スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法』の読書メモです。

最初は「スローライフ」のハック的なことが書いてある本であることを期待して、隠居との関係が深いかも、と思って購入したのですが、中身はマインドフルネスに関するものでした。

最近Googleなどでも取り上げられていて話題になっているマインドフルネスですが、翻訳済みのこの本が2001年初版であることからも分かるように、10年以上前からその兆候があったんですね。

しかし、内容がマインドフルネスの効用や精神論に偏っていて、その手法であるエイト・ポイント・プログラムについては巻末に申し訳程度に書いてあるだけだったので、個人的には正直物足りなかったです。

タイトルに「方法」と入れるのであれば、方法についての記述を中心にしてほしいなーと思いました。

マインドフルネスではなく、隠居やスローライフについて知りたい人には、本書はあまりおすすめできません。

逆にマインドフルネスについて知りたい人には、そこそこ学びを得られる本だと思います。

ゆっくりとした生活は、非能率的な生活ではありません。非創造的な生活でもありません。退屈な生活でもありません。まったく逆です。時間と戦っている生活よりも、もっと能率的で、創造的で、豊かなのです。

わたしが提唱する「ゆっくりとした豊かな生活」というのは、肉体的にも、精神的にも、知的な面でも、そしてもちろん霊的にも、もっとも理想的な生活のことです。そのような生活を実現させようとわたしは、この現代生活にマッチする八つの普遍的な指針を織りこんだエイト・ポイント・プログラムを提案してきました。(中略)エイト・ポイント・プログラムは次の八つのステップから成り立っています。

スローダウンする

一点集中する

感覚を制御する

人を優先させる

精神的な仲間を持つ

啓発的な本を読む

マントラを唱える

瞑想をする

教職に就いたばかりのころ、わたしはアメリカでも名前が知れているスーフィー主義者(回教の汎神論神秘主義者)のメヘル・ババに出会うという光栄に浴しました。メヘル・ババの教えは、簡潔で胸に響く次の言葉に集約されています。

速く働く心は病んでいる。

ゆっくり働く心は健全である。

不動の心は神聖である。

集中力の欠如は、そのような日常の些細なことがらにおいてあっさり露見するものです。集中していないから忘れるし、集中していないから心配になるのです。仏陀はこのことを、わたしが大好きな「心をとどめる」という言葉を使って表しています。

ヨーガ哲学では、人間の季節にはこの三つの要素ーー不活発、活発、調和ーーがつねに交叉していると考えます。この三要素はたえず存在し、そのうちのどれかがいつも優勢になっているのです。

「忙しいだけでは十分ではない。問題は、何に忙しくしているかだ」と言ったのはソローですが、この問いかけはじつに有益だと思います。

コントロールを失ったエネルギーには、二つのきわだった特徴があります。すなわち、「急ぐこと」と「心配すること」。

急ぐことに心配はつきものです。なぜなら、急いでいる人は明瞭に考え、きっぱりした決断を下す暇がないため、結果を心配せざるをえないからです。

あなたが過去をしきりに懐かしがっているときは、現在から逃げているのです。未来を心配しているときも、現在から逃げているのです。過去にも未来にもしがみつかなければ、完全に「今、ここ」に、そして「永遠の日の出」に生きることができる。これが、世界のあらゆる宗教で「無執着(とらわれない心)」と呼ばれていることを実現させる秘訣なのです。

残念ながら、人は、自分が好きなことと、みんなにとって一番いいこととを簡単に混同してしまします。その違いは、快楽をもたらすだけか、長続きする幸福をもたらすか、ということです。

こんな感じでした。

実際Googleで取り入れられているマインドフルネスの研修に興味のある方は、以下の記事をご覧になってください。

ぼくがその研修に参加した際の様子を書いています。

Googleの人気セミナーで隠居への思いを強くしました:Search Inside Yourself参加報告

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